ブルーノーズはカナダ船籍のスクーナー型漁船で1921年に建造され、漁船スクーナーレースの国際大会で2度の優勝のほか、アメリカ国内の数多くのレースで勝利するなど
輝かしい記録を持っているそうです。
スクーナーとは、一般に2本以上のマストを持つ縦帆型帆船のことを言い、操作性や走行性能が横帆帆船よりも優れているため、特にアメリカで人気があったとのことです。
このブルーノーズの写真を見たとき、とても漁船のイメージではないスマートさに引かれ、次はこれだと決めました。
アメリカ製キット(モデルシップウエイ社)は初めてで、どうかなーーーーと思いながら、部品のチェックを経て、作製を始めて、うーーーん
と
しばしば呆然となるような状態での作業が始まりました。
船体1
2009年5月7日〜5月19日
箱を開けてみて一通り部品をチェックしてみての印象は、薄すぎて使えそうに無いものがあるなど一般に貧弱で、先が思いやられる感じ・・・。 |
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普通1枚板で作られているキールを繋ぎ、外板を張るときに端をはめ込むラペットといわれる溝を、やり直しが利かないので緊張のうえで刻み込みました。 キールとフレームのはめ込み部の精度が雑でガタが大きかったため、アングル材を購入して、全箇所に貼り直角が出るようにしました。 |
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なんと!外板材の長さが10センチほど足りず、殆どの本数を繋いでから張るというまったく想定外の作業を強いられています。 どうも、モデルシップウエイのキットは、実物の建造にあわせる意味で、短く切って互い違いに張っていくという方法をとることもあるらしい、実物は全長50Mからあるわけだから繋ぎが入るのは当然ですが、模型をそれにあわせる必要は無いと思うのですが・・・迷惑な話です。 |