今まではすべて洋式の帆船を作ってきましたが、ここで嗜好を変えて和船を作ってみようかと思い立ちました。
和船といえば、江戸時代を代表する「千石船」がもっともポピュラーです。
もっとも、千石船と言う決まった型式があったわけではなかったようです、江戸時代に千石積級の荷船(廻船)がごくふつうに使われるようになると、大型廻船を代表するという意味で、いつか千石船の呼び名が普及していったようです。
千石(米)というと、約150トンになりますが、例のペリーの「サスケハナ号」が3824トンといいますから、当時の江戸町民がびっくり仰天したのも分かります。

実際に作り始めてみると、洋式の帆船と違いキールがないので、今までと手順などが大きく異なり、戸惑っています。




 

船体骨格の作製及び外板貼り

                       07年10月5日〜10月17日

図面、説明書及び材料一式です。

今までの作品と比較すると、あまりにもあっさりとしていて寂しい感じもします。

船体の骨格を組み立てています。
床張りを取り付けましたが、床張り各バーのセンターリングや平行、水平が決めにくく苦労しました。

棚板(外板)貼り付けようの、棚板受けの取り付けが終わりました。

今までと全く違い、寸法などがきっちりと決まらず、これからの作業にちょっと不安もあります。

中棚(中段の外板)を貼りました。

3�冑�と4�冑�の薄板を2枚平行に貼り合わせた幅広い板を、ねじりながらの貼り付けで、結構苦労しました。

上棚外側の棚板を貼り終え、これですべての棚板貼りが終わりました。
骨格の組立て段階での寸法チェックや左右の水平だしが甘かったのか、手直しが結構ありました。また、手違いなどからオリジナル通りに出来てない部分もあります。

船らしくはなってきましたが、なんか川舟のようで、いまいち迫力に欠ける感じです。