外板張り

                             05年12月5日

帆船作りでもっとも大事で難しい外板の張り付けに入りました。
NORSKE LOVEは、船底の形、特に船尾部分の形が複雑なため張りにくい事この上なしで、張り付けに要する時間と同じくらい、
思案に時間がかかっています。
とにかく、見る人が触れてみたくなるような、なだらかな丸味を出せるよう頑張っています。

 

先ずは、甲板ラインから下に向かって張っていきます。

後の作業を考えて、船首部分にバルサー材を張り付けました。

国産品とちがい、張り付け順序等に詳しい説明がないため、これで大丈夫かな・・・と心配しながら張り付けています。

 

甲板ライン下が終わると、甲板ラインから上の張り付けです。

これで今までになく難しかった、外板張り付けが完了しました。図面とは、相当に違う張り方になってしまいました。
取敢えず、難関を一つ突破して、やれやれです。

部屋も人もほこりまみれになりながら、ペーパー磨きをしました。

次いで砲門の穴開け、数が多いだけに、一苦労で、指に出来たまめをつぶしながら、なんとか終わりました。

注文していた、不足パーツが販売店の配慮で、やっと入ってきました。
しかし、この寒さ、極端な寒がりの上、作業場の暖房が効きにくいと来ているので、しばらく中断せざるおえない状態です。確か今冬も暖冬気味といっていたのに・・・。