アメリゴ・ヴェスプッチ:コロンブスが新大陸発見となる遠征に同行したイタリア人の測量士の名前です。
この時、コロンブスはインドに到着したと思っていましたが、数回の遠征中に測量を繰り返し、到達したのがインドではなく、新大陸であることを確認したのが、
このアメリゴ・ヴェスプッチでした。後に彼の名に因んで、この新大陸がアメリカと命名されたとのことです。

実船は、1930年にイタリア海軍の帆走練習艦として建造され”アメリゴ・ヴェスプッチ”と命名され現在も活躍中です。

次は何を作ろうかとHPをチェックしていて目に留まったのが、このアメリゴ・ヴェスプッチのキットでした。
このキットの特徴は、甲板構造物がやたらに多いことです。
これは1年はゆうにかかるな・・と、うなりながらのスタートです。
 実船の総トン数     4146トン
   模型のスケール    1/100(799)
       長さ      1000mm




キール、フレームの組立および外板貼り

2010年6月10日〜7月13日

写真で分かるように救命ボートだけでも、11艘もあるといった具合で、甲板上が盛りだくさんというか、ごちゃごちゃしているというか、込み合っています。

キールとフレームの組み立てと甲板床の準備です

船体の主要構造部分と甲板の基本部分の作製が終わりました。

船体外板用として付属していたのがなんとバルサ材でした、柔らかく加工はしやすいのですが、穴あけ箇所などもあり、強度に不安があったので、ライム材を購入して、貼り付けました。

結局、特に張りにくいところのみ、バルサ材を使用するということで、何とか貼り終えました。
次いで、窓用の穴をざっと200個あけました。

船体外板用としてバルサ材が付属していたのには驚き、どうしようか・・・と散々迷ったり、ライム材を新たに手配したり、
その上パソコンの調子が悪くなり、リカバリという状況においこまれ(工程の一部の写真が消失)、
そしてこの暑さ、といった具合で、ここまでに一ヶ月以上もかかりました。
これからが本格的な暑さ、まだまだ、もたもたした状況が続きそうです。